少し前になりますが尾瀬に行って来ました
所々、紅葉しており緑色から赤茶色へと移り変わり草紅葉が綺麗です
遠くから見ていても普通の草原のように見えますが全体が湿原になっています
何万年も前に周りの山々を流れる川から土砂が運ばれ、だんだんと埋められ平らになっていき
そこを流れる川が何度も流れを変えたり水が溢れたりして湿った土地になり湿原が出来始めた
ようです
尾瀬の湿原や登山道には木道が作られていますが、湿原のぬかるみのひどい場所に丸太を置いて
歩きやすくしたのが始まりです
尾瀬にたくさんの人が訪れるようになり多くの人が尾瀬を歩く事で湿原が踏みつけられ
植物が枯れ育たなくなりました
湿原への踏み込みを防ぐために木道が整備されるようになったようです
自然を守るために「人のため」から「自然のため」へと木道の役割が変わっていったんですね
尾瀬の環境でしか育たない植物、湿原、沼、森林、ここを住処にしている動物・鳥・昆虫
こうして尾瀬でしか見れない植物、生き物や虫たちを自然のまま見れるのも色々な人たちが
自然を守ってきたからですね