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執筆者の写真siturae

フォレスターズプラス


昨年から「きらめ樹関東」として皮むき間伐という手法を使い手入れのされていない人工林の整備活動を行ってまいりましたが、今年からフォレスターズプラスと改名して埼玉県毛呂山町に拠点を構え新たに活動を開始しましたのでご報告です

もちろん造園の事が第一優先なのですが・・・こっちもとても大事なんですよ ^^

今森の手入れをしないで見て見ぬふりをしてしまうと様々な弊害が生じてしまいます

山間土砂災害・・・戦後の国策で多くのスギやヒノキが植林されましたが、安い輸入木材に推され国内林業は衰退し森の手入れはされなくなりました

手入れのされない人工林は、定期的な間伐がされることがないため樹木が密集していて太れ根もはれません  根を張れず土をつかむ力がないスギ・ヒノキの森は、ゲリラ豪雨などで雨水に押し流されてしまいます

更に外国にお金が流れてしまい外国の森を壊し国内経済を破綻させさらに災害も併発してしまい今のままでは良い事ありません

水不足・・・極相林など本来の土地の植物たちは地下水脈に雨水を誘導する根を張る力がありましたが人工林にはその力はなく、地下水脈に水を誘導出来ず表面を流れてしまします

表面を流れた水は、人工林の表土も削りながら流れ地盤が軟弱になりゲリラ豪雨などで一気に流れ川は茶色く濁って浄化もされません

人工林以前に蓄えてきた水は減り、川の水位は低下し田んぼに水を張ることも難しくなってきているのが毛呂山町です

水や空気の流れは山から海の地上から地下まで繋がっていて流域視点や更に大きく俯瞰して考えなければなりません

人工林を放置することは下流域にまで影響があるという事を山側、海側の人間双方が気付くことが必要です

などまだまだ弊害はいろいろありますが・・・

ってことで3月3日きらめ樹関東サミットをフォレスターズプラス主催で行います

どんな未来を選択するか一緒に考えましょう^^


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