桶川の庭では呼吸する駐車場を作りました
呼吸する駐車場とは、駐車場の強度を保ちつつ地中と地上の空気と水の出入り・通気浸透機能を阻害することないため、植物が侵入しやすく敷地内の植物も呼吸ができ良い影響のある駐車場です
敷地はタイトで限りがあり、さらには車を2台停める必要があります
駐車場2台分をただのコンクリートの駐車場にしてしまうと残された緑化面積が少なくなってしまいますし、通気を止めてしまうため敷地にも悪く、夏場は輻射熱で地獄です
駐車場の強度を保ちつつも植物が侵入していけるように基盤を工夫しました
以下施行方法です↓
まずはいつも通り水脈を敷地内に作ります 地中の血管のようなもので地中に空気と水を浸透させます
敷き葉工法で下地を作ります
排水と強度の両方を確保できますので呼吸する駐車場には必須です
敷き葉工法についてはこちらから
↓
↓枝葉や幹を敷設していきます
↓敷き葉の隙間や上にウッドチップと炭と砂利を混ぜた物を撒き駐車場の機能も持たせます
ウッドチップや炭を混ぜることで植物の根の侵入がしやすくなりより強い駐車場になります
↓転圧します
↓何回も炭を撒き挟み込みます
↓チップも撒きます
↓仕上げの砂利にチップと炭を混ぜます
↓下地の上に仕上げの砂利を撒きます
↓敷き均して転圧します
↓転圧後
チップを撒いて仕上がりです
時間とともに緑が入り込み山の中の車道のようになる予定です
境界には、ブロックを使わず毛呂山町で間伐したキラメキ材の丸太を据え付けてあります