6月の工事です
「コンクリートを撤去して庭を緑化したい」というご相談を受けましたが
コンクリートを撤去すると高額な撤去費用がかかりますし、大量のゴミが発生して
それはまた何処かに埋め立てられます
なのでコンクリートを壊さず緑地を作ることを提案させていただきました
これから紹介する自然に倣った技術を使えばどこでも植栽できます
↓コンクリートを撤去しなくても植栽ができるよう基盤を整備します
まずは、コンクリートと地面を繋ぐ為に縦の穴を開け、地面に呼吸をさせてあげます
排水管は、自然の水が流れるように蛇行させながら敷設します

↓排水・通気・地滑り防止・土壌流出防止・土中の菌の発達のため枝葉・幹を、等速に排水するように敷き詰めます

↓敷き詰め後 枝葉・幹がいっぱい入っているように見えますがそんなに入っていません

↓最低限壊したコンクリートガラ・竹炭を排水管周りに敷設します
出来るだけ自然に近い形を目指します

↓川砂・竹炭を撒きます

↓下層基盤を痛めないように赤土を盛り土して行きます

↓盛り土中
敷き詰めた枝葉・幹は一部分解しますが、分解時に発生する有機ガスは縦の穴から抜けていきます

↓赤土はべたつくので砂を混ぜ排水を更に確保します

↓砂と赤土を攪拌後、更に竹炭を撒きます

↓畑の丸太組み ノッチ加工

↓芝張り・植栽後
コンクリートの上でも全く問題なく、むしろ他の芝地より元気に芝生が成長し始めました

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